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日別アーカイブ: 2025年3月7日

春の足音~梅から始まる花の季節~

みなさん、こんにちは!
寒い冬も終わりに近づき、そろそろ春の花々が咲き誇る季節がやってきますね。今回は、春一番に咲く梅から始まる、花々のリレーについてお話ししたいと思います!

まずは梅の花から。真冬の寒さの中でも凛と咲く姿は、まさに「春の訪れ」を告げる使者のよう。白や紅の花びらが寒空に映える様子は、どこか凛々しさを感じさせますよね。梅の香りを楽しむ「梅香る」という言葉があるように、香りも楽しみの一つ。特に朝もやの立ち込める早朝に梅林を散策すると、幻想的な雰囲気を味わえますよ(*^^*)

実は梅の品種は1,000種類以上もあるんです!有名な「白加賀」は大ぶりで香り高く、「冬至梅」は12月から咲き始める早咲きの品種。「野梅」は小ぶりながらも強い香りを放ち、「緑萼梅」は珍しいがくの色が特徴的です。それぞれに個性があって、梅の魅力を何倍も深めてくれますね。

そして春の七草!「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」と言われる七種の若菜には、邪気を払い、一年の健康を願う意味が込められています。最近では七草粥を食べる習慣が少なくなってきましたが、春の野菜を取り入れて体調を整えるという知恵は、現代にも通じるものがありますね。実は、これらの七草にはそれぞれ栄養学的な意味もあったんです。ビタミン類が豊富で、冬の間不足しがちだった栄養を補給してくれる、先人の知恵が詰まった組み合わせなんですよ。

春を告げる花といえば、水仙やクロッカスも忘れられません。まだ寒い季節に、凛と咲く姿は勇気をくれます。特に日本水仙は、寒風に揺れながらも芳香を漂わせ、心を和ませてくれますよね。最近では、これらの球根を室内で育てて楽しむ「フォーシング」という方法も人気です。暖かい部屋の中で、一足早い春を感じられるんですよ(^^)

そして徐々に桜の季節へ…。気象庁から発表される桜前線の情報に、心が躍りませんか?開花予想日が発表されると、お花見の計画を立てる人も多いはず。実は桜の開花には「開花日」と「満開日」があって、開花から満開までは約1週間。この時期の寒暖差によって開花スピードが変わるんです。

お花見の準備も大切ですよね!定番のブルーシートやお弁当はもちろん、最近は折りたたみチェアやモバイルバッテリーなど、快適に過ごすためのアイテムも増えてきました。夜桜を楽しむなら、暖かい飲み物を入れた魔法瓶があると安心です。

意外と知られていませんが、桜前線の発表には「標本木」という特別な木が使われているんです。各地域で選ばれた標本木の様子を観察して、開花予想が立てられています。東京の場合、靖国神社にある標本木が有名。毎年多くの人が、この木の様子に注目しているんですよ\(^o^)/

そして、桜の開花を待つ間にも、色々な花が私たちの目を楽しませてくれます。黄色いパンジーやビオラ、チューリップの芽吹き、早咲きの木蓮…。春の訪れは、こんなにもたくさんの花々がリレーのように咲き継いで教えてくれるんです。

さあ、みなさんも身近な場所で、春の訪れを探してみませんか?小さな花々との出会いが、きっと素敵な春の思い出になるはずです。

春の予感に誘われたなら、もう少しだけ足を伸ばして私たちにも会いに来ていただけるととても嬉しいです!
お会いできるのを楽しみにしています!